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アメリカ

アメリカ 概略 歴史 風土


●アメリカ

●概略

ブドウ栽培面積の★約7割はカリフォルニア州に集中している。
1960年代からフランス高級ぶどう品種栽培に取り組み始め、特にカリフォルニア大学デイヴィス校のブドウ栽培並びにワイン醸造技術研究による成果は現在のカリフォルニアワインの土台を築くものとなった。

1983年にはワイン法が制定され、下記が義務づけられる。

・★産地を表示する場合は75%以上のその品種でなければならないこと
・★収穫年を表示する場合は95%以上
・★品種を表示する場合は75%以上がその品種でなければならないこと

政府認定栽培地域はAVA(American Viticultual Areas)と称し、その指定を受ける。
所轄は米国アルコール・タバコ・銃火気取締局BATF(The Breau of Alcohol,Tabacco and Firearms)であり1978年に制定、1983年1月1日に施行された。

アメリカ、カリフォルニアワインの特徴としては、大規模な数十社のワインメーカーが市場の90%近くを占めている。また比較的小規模ながら、費用の増大をもいとわず近代設備とオーク樽などの使用により高級ワインを造り続けているメーカーが存在することである。


カリフォルニアについで、ワシントン州、オレゴン州、ニューヨーク州が発展しており、ヴィニフェラによるタイプの異なったワインが注目を浴びている。




●歴史 気候 風土 土壌

1969年にローマカトリック教会のフランシスコ修道院の修道士たちが、ミサ用にワインを造り始めたのが カリフォルニアワインの歴史の始まりとなった。

当時のミサ用のワインはミッション種で決して良質のワインではなかったが、1860年ごろヨーロッパ系の ぶどう品種が導入されワイン産業の発展に大きく寄与し、ワインの品質向上をもたらした。

★1874年にはフィロキセラが多くのブドウ畑に侵入し危機に至ったが、アメリカ系ぶどう品種、 ラブルスカ種を 台木にしてフィロキセラの被害を取り除くことができた。

しかし1983年にナパで発見された新しいタイプのフィロキセラ(バイオタイプB)に対しては ヴィティス・ヴィニフェラとルペストリスの交配台木であるAXR1は抵抗力がないことがわかり、多くの畑で 植え替えを余儀なくされたが、ほぼ完了した。

★1920年から1933年にかけてのアメリカの禁酒法によりワイン造りのみならずアルコール業界全体が沈黙せざる を得ない不幸な時代があった。

1934年にはワイン醸造家組合で組織される協会、ワイン・インシュティテュートが設立、ワインの発展に大きく寄与してきた。

1976年ワイン法が制定、1983年に改定され現在のワイン法となっている。


気候的には、カリフォルニア海流によって発生する霧が、ぶどうの成長期の夏に涼しさ、冬には温暖さを 与え 良質のぶどうを得ることができるといわれている。とくにナパ、ソノマなどの比較的涼しい地域には、 高級 ワインメーカーが集中している。

土壌はローム層、火山灰推積土、石灰土、粘土、砂礫の入り混じった土壌で、水はけがよく降水量は平均400mmから600mmと平均的で、400mm以下のブドウ栽培地域ではドリップ式の灌漑システム、 もしくはスプリンクラーによる散水などの設備がなされている。




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